消費税 計算機・軽減税率チェッカー

税込と税抜をどちらの向きにも計算し、10%・8%・1%を横並びで比べられます。「これは8%か10%か」は国税庁のQ&Aに載っている50項目から引けます。 2027年4月から飲食料品が1%になる予定なので、1か月の食費からいくら安くなるかも出します。

閣議決定済み(2026年8月5日)。法案は臨時国会で審議中。成立前です

税込・税抜を計算する

入れた金額は
税率
1円未満の端数
税抜(本体)
909円
消費税
91円
税込
1,000円

税率ごとに比べる

税率税抜消費税税込
10%909円91円1,000円
8%925円75円1,000円
1%予定990円10円1,000円
1円未満の端数は店ごとに違います。消費税額の1円未満をどう処理するかは事業者の任意なので、レシートの金額とここの答えが1円ずれることがあります。実務でもっとも多い切り捨てを既定にしています。

税抜価格から税込額の早見表

税抜10%8%1%予定
100110108101
200220216202
300330324303
500550540505
800880864808
1,0001,1001,0801,010
1,5001,6501,6201,515
2,0002,2002,1602,020
3,0003,3003,2403,030
5,0005,5005,4005,050
8,0008,8008,6408,080
10,00011,00010,80010,100

端数は切り捨てで計算しています。

これは8%か10%か(軽減税率チェッカー)

国税庁のQ&A(個別事例編)に載っている50項目です。タップすると税率と理由が出ます。

外食・持ち帰り

酒類・調味料

飲料

その他の食品・新聞

判定を断言するものではありません。ここに挙げているのは国税庁のQ&A(個別事例編・令和8年4月改訂)に載っている事例を2026年9月18日に突き合わせたものです。同じ品目でも契約や提供のしかたで結論が変わるため、個別の判断は税務署にご確認ください。

食料品1%で最大でいくら安くなるか(2027年4月〜)予定

閣議決定済み(2026年8月5日)。法案は臨時国会で審議中。成立前です
目安を入れる
1か月で最大
4,832円
1年で最大
57,984円
2年間(2027年4月〜2029年3月)で最大
115,968円

税込の食費に6.48%を掛けた額です(1 − 1.01 ÷ 1.08)。24か月分を通算しています。

「最大で」の額です。いまの税込8%の価格が、そのまま税込1%の価格に置き換わるとした場合の上限の目安です。値下げが遅れたり、原材料費の改定と重なって価格が据え置かれたりすると、実際に下がる額はこれより小さくなります。
また、この額に給付付き税額控除の給付は含みません。給付の額や条件は公表されていないため、このツールでは計算していません。

食費別の軽減額の早見表

1か月の食費(税込)1か月1年2年間
30,0001,944円23,328円46,656円
40,0002,593円31,116円62,232円
50,0003,241円38,892円77,784円
60,0003,889円46,668円93,336円
70,0004,537円54,444円108,888円
80,0005,185円62,220円124,440円
90,0005,833円69,996円139,992円
100,0006,481円77,772円155,544円
120,0007,778円93,336円186,672円
150,0009,722円116,664円233,328円

期間は2027年4月1日から2029年3月31日までの2年間(予定)です。

消費税の計算のしかた

消費税は本体価格に税率を掛けて求めます。税抜価格から税込価格を出すなら税抜 × 1.10(軽減税率なら × 1.08)、税込価格から税抜価格に戻すなら税込 ÷ 1.10(同じく ÷ 1.08)です。

つまずきやすいのは1円未満の端数です。消費税額の1円未満をどう処理するか(切り捨て・四捨五入・切り上げ)は事業者の任意で、法律で1つに決められているわけではありません。そのため同じ商品でも店によって1円違うことがあり、レジの表示とこの計算機の答えが合わないことがあります。実務では切り捨てがもっとも多いので、このツールは切り捨てを既定にしています。

現行の税率(10%・8%)は2019年10月1日から変わっていません。割引・パーセント計算では、割引と税込・税抜をまとめて計算できます。お酒にかかる税は酒税改正 早見表・負担額計算、事業者として納める額はインボイス 納税額 比較計算機でご確認ください。

軽減税率(8%)の対象になるもの・ならないもの

8%になるのは飲食料品(酒税法の酒類と外食を除く)と、週2回以上発行される定期購読の新聞です。判定でよく問題になるのは次の3点です。

医薬品・医薬部外品は「食品」に含まれないので、医薬部外品の栄養ドリンクは10%です。水道水は飲用以外の生活用水と混ざって供給されるため10%ですが、ミネラルウォーターは8%です。入院時食事療養費にかかる病院食は非課税で、10%とはそもそも別の扱いになります。

2027年4月から食料品は1%に(成立前です)

2026年8月5日、政府は給付付き税額控除の導入に関する基本方針を閣議決定し、飲食料品の消費税率を2027年4月1日から2029年3月31日までの2年間、8%から1%に引き下げる方針と、関連法案を臨時国会に提出することを定めました。

これは閣議決定であって、条文ではありません。法案は臨時国会で審議中で、まだ成立していません。成立の過程で対象の範囲や期間が変わることがあります。このページでは、成立前であることが分かるように1%の箇所に「予定」の印を付けています。

1%が実現した場合に下がる幅は、税込価格に対して6.48%(1 − 1.01 ÷ 1.08)が上限の目安です。2025年の家計調査で2人以上の世帯の平均74,548円(食料94,895円から外食16,563円・酒類3,784円を引いた額)で計算すると、1か月で最大4,832円、2年間で最大115,968円になります。

ただしこれは「最大で」の額です。いまの税込8%の価格がそのまま税込1%の価格に置き換わるという前提なので、値下げが遅れたり価格が据え置かれたりすれば、実際に下がる額は小さくなります。また、この額に給付付き税額控除の給付は含みません。給付の額や条件は公表されていないため、このツールでは計算していません。

よくある質問

税込価格から税抜価格を出すにはどう計算しますか?
税込価格を「1 + 税率」で割ります。10%なら税込 ÷ 1.10、8%なら税込 ÷ 1.08です。税抜から税込にするときは逆に掛けます(税抜 × 1.10)。1円未満の端数をどう処理するかは事業者の任意なので、レシートと1円ずれることがあります。
なぜ0%ではなく1%なのですか?
政府は、事業者のシステム改修に必要な期間を理由として挙げています。1%にすれば0%にするよりも改修の期間を短くできる、という説明です。1%相当の負担については、中低所得の勤労者への給付(給付付き税額控除)で実質的に軽くする設計とされています。このツールは政策の是非を判断するものではありません。
外食も1%になりますか?
方針では対象外です。1%になるのは「飲食料品」で、いまの軽減税率(8%)と同じく外食・酒類は含まれないとされています。レストランで食べる場合は10%のまま、同じ店で持ち帰る場合は対象になる見込みです。ただし1%の対象範囲がいまの軽減税率の範囲とずれるかどうかは、法案の条文が出るまで確定しません。
新聞はどうなりますか?
定期購読の新聞はいま8%ですが、2027年4月以降の扱いは法案の条文で確認できていないため、このツールでは税率を載せていません。報道では8%のままとする見方が出ていますが、条文で確かめられるまで書かない方針です。令和8年4月改訂のQ&Aで確認できるのは現行(8%)の要件までです。
1%のあいだに買いだめしたほうが得ですか?
このツールは買うタイミングを判断しません。1%になるのは2027年4月からの2年間の予定なので、それまでに買うより待ったほうが税の分は安くなりますが、食料品には賞味期限があります。また、税率が下がっても店頭価格がすぐ下がるとは限らず、値下げの遅れや原材料費の改定と重なった据え置きが起こりえます。
インボイスの2割特例が終わるのと関係がありますか?
別の制度です。2割特例はインボイス制度に登録した免税事業者向けの納税額の特例で、2026年9月30日を含む課税期間で終わります。飲食料品の1%は消費者が払う税率の話です。事業者としての納税額は、インボイス 納税額 比較計算機のほうでご確認ください。
地方消費税との内訳はどうなっていますか?
10%の内訳は消費税7.8%と地方消費税2.2%、8%(軽減税率)の内訳は消費税6.24%と地方消費税1.76%です。買う側が払う額は合計で決まるので、このツールでは合計だけを扱っています。
この計算をそのまま信じて大丈夫ですか?
税率と軽減税率の判定は国税庁の公表資料にもとづいていますが、1円未満の端数処理は事業者の任意なのでレシートと一致しないことがあります。また2027年4月からの1%は法案が成立していない段階の方針で、内容が変わることがあります。軽減税率の個別の判定は、最終的に税務署の判断になります(データ最終更新日:2026年9月18日)。

お金・社会保険の他のツール

子ども・子育て支援金 計算機
「独身税」とも呼ばれる子ども・子育て支援金の給与天引き額を計算。2026〜2028年度対応。
ふるさと納税 控除額計算機
自己負担2,000円で寄付できる上限額と、所得税・住民税それぞれからいくら控除されるかを内訳まで計算。住宅ローン控除との併用にも対応。
年末調整 還付金 計算機
年末調整でいくら戻るかを計算。給与明細の源泉徴収税額を入れるだけで差額が出ます。令和8年分の基礎控除104万円・給与所得控除74万円への引き上げで、令和7年分よりいくら軽くなったかも表示します。
在職老齢年金 計算機
働きながら年金をもらうと、いくら止まるかを計算。令和8年4月から基準額が月51万円→65万円に引き上げられました(「62万円」ではありません)。改正前との差額と、あといくら稼げるかも出ます。
iDeCo 拠出限度額・節税額 計算機
2026年12月の改正でiDeCoの上限は会社員なら月6.2万円へ。ただし「6.2万円 − 事業主掛金」があなたの上限です。勤め先の事業主掛金を入れて、上限と年間の節税額、70歳までの累計を計算します。
高校授業料 実質負担 計算機
「高校無償化」でも結局いくら払うのかを計算。2026年4月に所得制限が撤廃され私立は年45万7,200円まで支援されますが、超過分と対象外の入学金・制服・教材は残ります。公立と比べた3年間の総額が出ます。

すべてのツールを見る →

このページについて

出典:国税庁「消費税の軽減税率制度について」国税庁「消費税の軽減税率制度に関するQ&A(個別事例編)」令和8年4月改訂首相官邸「内閣総理大臣記者会見」(2026年7月30日)総務省「家計調査(家計収支編)2025年(令和7年)平均」表Ⅰ-1-1(消費支出の費目別対前年増減率・二人以上の世帯))。データ最終更新日:2026年9月18日

計算結果は、日本の制度を対象とした目安です。実際の金額は加入している制度・自治体・契約内容によって変わります。手続きや申告の判断は、必ず公的機関の一次情報または専門家(税理士・社会保険労務士など)にご確認ください。本サイトは特定の個人に向けた税務・法律の助言を行うものではありません。

最終更新:2026年9月18日計算の根拠と運営者について